夫がオーストラリア人なので、娘は誰が見てもハーフとわかる容貌をしています。ただ、娘は日本で生まれてからずっと同じ場所に住んでいるので、近所や学校ではハーフだということをそれほど意識することはありませんでした。

でも、普段の生活圏内を離れると、やはり注目を浴びる機会が多くなります。小さいころからそうなので、娘も特に気にはしてなかったのですが、ニキビが出来たのが原因なのか、はたまた丁度そういう年頃なのか、人の視線に敏感に反応するようになったのです。

変わったのは、まず髪型。

娘は小さい頃から髪の毛を伸ばしていたので、ポニーテールにしたり、編み込みにしたり、ヘアアクセサリーに凝ったり、私は娘がなるべく可愛く見えるように髪型を工夫していました。

それが、私が髪の毛をいじろうとすると

「自分でするから良いよ。」

と言って、黒いゴムで後ろに一つに結わえただけの地味な髪型にするようになりました。しかも、それまで眉毛で切りそろえていた前髪も、切らないで伸ばすと言います。

はっきり言って陰気であか抜けない髪型です。しかも伸びた前髪をピンで止めることもしないので、

「前髪がじゃまして目が悪くなるわよ。」

と、この頃よく娘に言っていました。

ニキビを長い前髪で隠そうとしている娘の気持ちにうすうす気づいてはいましたが…

親ってつい余計なことを言ってしまうんですね。

それから娘は、自分の容貌について色々なことを気にするようになりました。

決して太ってないのに「私の足、太すぎる。」「○○ちゃんは30キロしかないんだよ。」といって、食べる量やカロリーにも注意を払うようになりました。

また、娘は小学校5年生で既に身長が158センチあり、周りの子より背が高かったのもコンプレックスになっているようでした。

「女の子は小さい方が可愛いよね。」「もう身長が伸びなければいいのに。」

そのような言葉を口にするようになりました。

それまではハーフだからといって人の目を気にすることなく天真爛漫に育っていた娘が

「私、目立ちたくない。人に見られるのイヤ!」と言うようになったのです。

記事投稿者
Air Lift開発者 黒木 薫

Air Liftの紹介ページ
http://beautysea.co.jp/airlift/